【ネタ帳】 『鬼女転生 ~蝶よ華よと育った私が鬼ですか!?~』


 今日も今日とて徒然なるまま、ネタのあらすじを綴って物語を書いた気になって満足する~。


 『鬼女転生 ~蝶よ華よと育った私が鬼ですか!?~』


 鬼ヶ原グループ。

 初代、鬼ヶ原将徳元(おにがはら まさのり)

 初代は、時流を読み小さな商会を起こした。
 食品提供を主力にそえ小規模な個人経営ながらも、その珍しい苗字を活かし携帯食である『鬼ヶ原団子』の提供を開始。
 観光ブームにのり駅での売り子を用いた手法に成功し、1代で財を成した。

 2代目、鬼ヶ原智徳(おにがはら とものり)

 2代目は、苦労をしながらも栄光を手にする父の背を見て育ち、その父への憧れから商魂たくましく中学卒業と同時に家業の手伝いに専念する。

 初代の助力もあり成人を迎える頃には、その才覚を見事に花開かせ、主力事業を野心的に伸ばし、それだけではなく地元にて売り上げ不振から事業を畳もうと考えている知人達の企業の吸収などを行い、各種飲食事業にも乗りだし『ONIグループ』を形成、自グループで製造した物を消費にまでつなげる道を作り上げ、さらにその財を拡大させた。

 だが、この2代目は人望も厚く……また精魂逞しい人間であった。
 その証拠として、妻との間に3人の子。
 そして愛人達との間にも4人の子を残した。


 3代目、鬼ヶ原 和徳(おにがはら かずのり) 

 2代目の子の多さから、グループが混乱に陥る可能性があった。
 だが、そうさせなかったのは次男である、この3代目の力が大きい。
 厳しい教育であっただろうが、その人柄は『柔和』という言葉につき、正しく『和をもって尊しとなす』を実現させた人物といえる。

 個性溢れる2代目の子達をうまく取りまとめ、そしてそれぞれの個性を活かせる道を示して見せた。
 野心溢れる長男は政治の道を進み、長女はファッションの道。
 それ以外の愛人の子達に対しても道を進め、その中には医学、薬学等の道があった。

 そして食品のノウハウを活かし、サプリメント事業を展開し成功をおさめ、薬の製造事業、販売としてのドラッグストアの展開にのりだし、さらにそれらをまとめる商社の経営等もはじめ、日本で生活する上で、鬼ヶ原の製品を見かけないことなどない程への飛躍を遂げさせた。


 今や鬼ヶ原グループは誰もが羨む一流企業であり、世界への進出の声が待ち焦がれている程である。


 --さてそんな3代目、鬼ヶ原和徳だが、2代目の背中を見て育ち、そしてその2代目のせいで苦労を負ったせいか、非常に一途な人間となり、引く手数多(ひくてあまた)な中、浮いた話を聞く事はなかった。

 誰と結婚するのか世間の注目を集める中、3代目の選んだ相手。

 それは幼馴染だった。

 この幼馴染は儚げな印象の美人、だが病弱であった。
 一説では、3代目はそれをなんとかしたい一心で医薬品事業に乗り出したと言われている。

 そして二人は幾つもの試練を乗り越えて結ばれ、幼馴染は男と女の双子をその身に宿す。


 ……だが、その負担は大きかった。

 幼馴染は双子を生む事の代償として、その短い生を閉じてしまう。


 和徳は葬儀の後、保育器の中で眠る子に誓う。


 「君がこの子達を愛せなかった分も……僕が愛して見せる。」


 涙を流しながら、そう誓ったのだった--



 ………………

 …………

 ……



「お父様……流石にコレはどうかと……」

「何を言うんだ静(しずか)!
 お前みたいに可愛い子が晴れの日に着飾らないでどうするというんだ!」

 成人式を迎える事になり、お父様が忙しい中、時間を作ってくださいました。
 それはとても嬉しいのですが……

 ……これはどうにも


 静が連れられて着た先には、煌びやかな着物から落ち着いた着物が並び、さらに着付けやメイク、ヘアメイク等の人員だろうか、20人ほどの人が待ち構えている。


「ははっ! 静。
 親孝行だと思って着せ替え人形になるしかないな。」
「ちょっとお兄様っ!」

「んんっ? 孝徳(たかのり)? お前にも用意があるんだぞ? さぁこっちだ!」
「ちょっ!」

 愕然とした表情のお兄様と、嬉々としたお父様。

「お兄様? 親孝行でしたわよね?」

 したり顔の私に、どこか諦めたような顔を浮かべるお兄様。
 お父様に手を引かれ別室へと向かってゆく。




 …………



 ……ここまではハッキリと覚えています。


 動かない体を動かそうと思うのですが……動けません。

 どうしたというのでしょう。

「ぐ……ぎゃあ。」

 …………

 声もおかしいです。

 それに……ここは地面?

 なんとか横を向くと、自分が地面にいる事が分かった。
 そして目に入る、自分の手と思わしき赤い肌の手。


「……なんですの?」


 グッパー、グッパーと、握って開いてをすると、きちんと反応する手。
 赤い肌に、黒い爪。
 それでもきちんと反応する手。

 混乱の極みに落ちいると。

 突如、影に覆われ何事かと顔を向ける。


 そこには『鬼』がいた。


「ひっ………ぎゃあああああああああ!」

 思わず叫び声をあげる。

特殊メイクでもない、本物の鬼。
 肌の色は青く、角が一本額からサイのように突き出ている。



「お、おお!? や、やっぱりオレは無理だって!」

 そう言って慌てて後ろに声をかける鬼。
 
「ふふふ。なにいってんの。アンタの子なのに。」

 青鬼の脇から、ひょいと髪から2本の角が覗く肌の赤い女の鬼と思わしき生き物が顔を出す。

「ぎゃああああああーー!!」
「あらあら、元気ねぇ。
 もしかして……おなか減ったのかしら?」

 そういうと赤鬼は私を抱き上げて、胸に巻いた布をまくり上げて、私の口に押し付けてくる。

 ぎゃああぁ………あら?
 ……これ、おいしいわ。

「やっぱりお腹へってたのねー。」

 なんだか私……赤ちゃんみたいな気分……

 そう思いながらも、とりあえずはお腹を満たす事にした。



--*--*--



 なぜ転生したのか。
 静の目的は?

 そしてやっぱり赤鬼女(オーグレス)ですけど、どうします!

 的なお話。


 続きが気になる方に、さらに頭出しをすると静は魔物の園に慣れていきます。
 そして魔物達と交流をしながら、過去を思い出し、そして人間だった頃に恋をしたことを思い出すのでした。

 募る恋心。

 『人と恋がしたい。』

 人に近い体だから、もしかすると恋ができるかもしれない。
 そう思った静。

 そんなある日、魔物の園に人間の男が囚われて来るのでした。

 ひと波乱あれど、その男から言葉を学び意思疎通を図ります。
 そして片言なれどコミュニケーションが取れるようになった静香は男とともに魔物の園を--




 ……的な。


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